オトーサンがDIYでコツコツと仕上げ、親子で楽しめる素敵なガレージを構築
2023年09月14日

ガレージの取材のために全国を飛び回っていて感じることがある。それは東海4県にはガレージが多く、行く頻度が高いことだ。もしかするとカー・バイクブランドも多数存在することからクルマ文化が根付いていることが所以なのかもしれない。三重県も然りで年に一度は足を踏み入れるほど素敵なガレージが存在する場所だ。今回伺ったTさんのガレージもそんな三重にある。
Tさんのガレージは、職人に大枠となる部分だけ建ててもらい、断熱材を入れてコンパネを貼ることなど、当初からコツコツとDIYを楽しみ、徐々に現在の姿へと移り変わっていったと言う。
Tさんのガレージは、職人に大枠となる部分だけ建ててもらい、断熱材を入れてコンパネを貼ることなど、当初からコツコツとDIYを楽しみ、徐々に現在の姿へと移り変わっていったと言う。

ガレージの中にはTさん自身の70系ランドクルーザー・プラド、そして長男、次男のトヨタ・アリスト、日産・シーマが収められている。プラドは新車からワンオーナーで乗り続けているクルマであり、3インチアップされたそれではスキーや釣りに行く際に使われていると話してくれたことからもTさんのアクティブな一面が伺い知れる。二人の息子さんのクルマはどちらもVIPカ—カスタマイズが施されており、10年以上前から様々なコンテストにおいてグランプリを受賞するほど手が加えられた力作だ。
「ガレージそのものは父がここまで仕立て上げたのですが、ガレージがあることで、僕らのクルマのカスタマイズもじっくりすることができますし、クルマ仲間が集まったりもすることができるので助かっています」と息子さんたちも充実したガレージライフを送っている。
クルマの後ろには広々としたユーティリティスペースが確保されており、レストアを待つ3MA型TZR250をはじめ、数台のバイクが置かれている他、メンテナンススペースからバーエリアまで造られ、ガレージライフを満喫している様子が伝わってくる。奥行きがかなり深く設定されていることに関しては、元々は釣り船を乗せたトレーラーをプラドに接続したまま格納できるように考えていたことによるものである。

「バーに行って高さをチェックしてからバーカウンターを作りました。棚なども設置してガレージバーの雰囲気を楽しんでいます。新車時から所有しているTZR250もレストアしなければなりませんし、ガレージではやることは尽きないです」と話すTさんのガレージライフはこれからも続く。







